河津桜は2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、2月初旬~3月初旬が開花時期。約1ヶ月を経て満開になります。
河津と名が付くとおり、伊豆の河津町で発見された桜で、河津川沿いには約850本もの桜が咲き、全体で約8,000本の桜が咲いています。毎年河津町では河津桜まつりが開催され、毎年多くの人が集まる大イベントとなっています。
河津町は伊豆半島の先端近くにあるので、東京からカブで行くには5時間近くかかります。しかも、午前8時にはすでに駐車場が満車になるので、8時前に着かないといけません。さすがに泊りがけじゃないと無理。
しかし、神奈川県にも河津桜を鑑賞できる場所があります。それが、足柄上郡松田町にある西平畑公園(松田山ハーブガーデン)です。足柄平野を見渡すことのできる松田山の中腹に位置していて、毎年桜まつりが開催の時期には多くの観光客が訪れます。
河津桜の開花時期は2月上旬から3月上旬頃ですが、今年は気温が低い日が続いたこともあり、3月中旬まで楽しむことができます。
そこで今回、3月上旬にまつだ桜まつりに訪れてみました。
桜まつりの駐車場
西平畑公園・松田山ハーブガーデンの駐車場が使えますが、60台しか停められず、期間中は駐車料金が1,000円かかります。
桜まつりの期間中は、酒匂川町民親水広場という河川敷のスペースが臨時駐車場になります。臨時駐車場からはシャトルバスが30分置きに運行されていて、片道160円で乗車できます。歩くと約25分ほど。
今回、くらげは臨時駐車場に停めて歩いてみましたが、松田町のちょっとレトロな町並みを歩くのが楽しくて、意外と苦に感じませんでした。
途中には、酒蔵があって地場産のお酒を購入することもできます。
ただ、途中からはダラダラ続く坂道になるので、歩き慣れていない方はシャトルバスをおすすめします。
河津桜を鑑賞するよ
まつだ桜まつりの入場料は300円です。電子マネーにも対応しています。
くらげは財布を出さずにピピッとApple Watchで支払いました。
入口の階段を登っていくと、そこには満開を迎えた河津桜が一面に咲き乱れていました。ここから、階段を登りながら頂上の西平畑公園・松田山ハーブガーデンを目指します。
黄色とピンクの饗宴。
すぐ下には東名高速道路が走っています。
足柄平野を一望できます。手前を流れているのが酒匂川。奥の山並みは箱根外輪山。
てっぺんまで登りきると、西平畑公園・松田山ハーブガーデンに到着です。
園内にはハーブガーデンやお土産などが売られているハーブ館などの建物がありますが、ハーブガーデンはまだこの時期には閑散としていて、ハーブ館のレストランはコロナの影響で休業中。
屋外にも屋台は一切出ておらず、園内は飲食禁止なので、食べ物や飲み物を買ってきて景色を楽しみながら食べることすらできません。花より団子派としてはなんとも物悲しい状態でした。
締めくくり
例年は屋台が出ているらしいのですが、コロナの影響で制限されている状況でのお花見となりました。ただ、その分純粋に花見ができたと思います。
でもやっぱり、屋台で豚串とか牛串とか頬張りたかったなー。
場所 | 松田山ハーブガーデン(西平畑公園) |
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開催期間 | 2022年2月11日~3月6日 9:00~16:00 |
入場料金 | 入園料/18歳以上300円、6歳以上~18歳未満100円 |
駐車場 | 西平畑公園駐車場(約60台) 駐車料金 1台1000円 臨時駐車場(酒匂川町民親水広場) 駐車料金 無料 |
住所 | 〒258 - 0003 神奈川県松田町松田惣領2951 |
サイト | 松田山ハーブガーデン(西平畑公園) |
とても綺麗ですね~