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【医療脱毛体験記】全身脱毛したので、傷みや効果を詳しく説明するよ。

2018年から美容外科クリニックで医療脱毛を受けているのですが、ようやく全脱毛が終わりました。

医療脱毛を受ける前にインターネットで医療脱毛について調べる方は多いと思いますが、出てくる記事のほとんどが口コミを並べただけの薄っぺらい「いかがでしたか」記事が量産されているのが実態です。

そこで、ネットで調べてもなかなか出てこないような本当に知りたいことを、くらげが実体験を踏まえて書いてみたいと思います。

くらげの脱毛歴

全身けっこう毛深くて、脱毛器やシェーバー、カミソリなどで頻繁に自己脱毛をしてきました。

脇とVラインの2箇所だけは2003年ごろにエステの光脱毛を受けています。
施術は8回の予定でしたが、6回目を受けたあとで遠くにサロンが移転してしまい、7回しか施術していません。

光脱毛の傷みは輪ゴムでパチンパチンと弾く程度。脇もそこまで傷みは感じませんでした。
エステの光脱毛の効果は医療脱毛と比べて薄いと言われていますが、それでも脇は今でも1〜2本太い毛が出てくる程度。Vラインはほぼ生えてきていません。

医療脱毛を受けた部位と期間

ヒジ下、ヒジ上、膝の5回から全身&VIO5回+顔10回+膝5回です。通っていた脱毛クリニックで都度キャンペーンをやっていて割引があったので、そのたびに切り替えたり追加していきました。

脱毛に通った期間は約1年から2年です。顔は毎月1回照射しますが、他の部位は毛周期に合わせて1〜3回位まで2ヶ月ごと、それ以降は3ヶ月ごとに照射していきます。
一斉に全部位を始められれば最短期間で照射が終了しますが、期間がずれて契約した場合は他の部位が終わってもあとから始めた部位の照射のために通わないといけないので、クリニックに通う期間は長くなります。

医療脱毛の痛さと対策

エステ脱毛と比べると、医療脱毛の痛みは半端ないです。施術は機械で部位を冷やしながら行いますが、それでも輪ゴムで強く弾かれているような痛みを感じます。さらに、顔に近い部位を照射するときは毛の焼ける匂いまでしてきます。

特に一番痛いのは毛が太い部分と、骨が近い部分。くらげはVIOと膝が激痛でした。太い輪ゴムを何束にもまとめて思い切りぶち当てられるような痛さ。思わず仰け反って「いたっ!」と声が出てしまうほどです。

施術後は、毛穴に赤みを帯びてヒリつきがあります。施術後すぐに塗り薬が塗られ、しばらく冷たいタオルで冷却するので、その間に痛みは落ち着きます。
クリニックでは、処置後に自宅でも塗れるよう、「副腎皮質ホルモン・抗生物質配合外用剤」と敏感な顔用・VIO用に「外用副腎皮質ホルモン剤」の二種類の塗り薬が処方されます。施術後当日のお風呂上がりと翌日に塗ると、だいぶ皮膚が落ち着きます。

施術の方に、「ボディクリームで保湿を十分にして肌を柔らかくしておくと痛みが和らぎますよ」と言われたので、朝晩必ずボディクリームで保湿するように心がけたら、いつでも肌がしっとりするようになり、痛みが軽減したように感じました。
お風呂上がりの1回だけよりも、朝も塗ることでかなりしっとり肌を維持できます。

医療脱毛を受ける上で気を付けること

  • 日焼け対策に気を使う
  • 肌の弱い人は肌トラブルのリスクがある
  • 予約前日に自己処理する
  • 施術当日激しい運動やサウナは避ける
  • 施術後当日はシャワーのみ
  • 毛深いところは超痛いので、エステ脱毛などで毛の量を減らしておく
  • 5回だとどうしても脱毛しきれないところが発生する

レーザー脱毛は毛の黒い色に反応して熱を発生させ、発毛組織を破壊します。日焼けをして肌が黒くなると、レーザーが黒い肌に反応するため火傷をする恐れがあります。
屋外で仕事やスポーツなどの野外活動をされる方はいつも以上に日焼けに注意しましょう。

肌が丈夫な人でも、照射後は毛穴が赤くなり、ヒリヒリ感が出ます。脱毛後はすぐに薬を塗って冷やしたタオルで冷却する処置が施されますが、最初のうちは処方された薬を塗っても赤みやヒリヒリ感が1〜2日位続くこともあります。
肌が弱い方は、処置後の薬代や診察が無料で受けられるクリニックを探しましょう。

脱毛を初めて最初の数回は、前日にシェーバーやカミソリで剃毛する必要があります。処理をするときに毛を抜いてしまうと毛の生え変わる周期が変わってしまうため、施術期間中は毛抜きや脱毛器は使えません。
事前に自己処理をしていない場合、クリニックによっては剃毛代が発生することもあります。くらげは、背中などの剃りにくい部分はできるだけ自分でやって、手の届かないところだけ剃毛代を支払って剃ってもらいました。

レーザー脱毛は毛穴に熱を帯びている状態になるので、なるべく施術前と後は激しい運動やサウナで汗をかく行為は避けたほうがいいです。
お風呂も浸かるのは避けてシャワーのみです。

一番毛深いVIO、脇脱毛は相当な痛さを伴います。くらげの場合、Vラインと脇は予めエステの光脱毛で処理していたのでそれほどの痛みはありませんでした。そうしても痛いのが嫌な方は、エステの体験や格安プランである程度毛の量を減らしておくのも手です。

脱毛5回だとどうしても脱毛しきれないところがあり、わずかに薄い毛がちょろっと生えてきたりします。くらげの場合は気にならない程度なので追加はしていませんが、どーしても気になるっていう方は追加で脱毛することをおすすめします。

部位ごとの留意点や感想

顔の照射範囲は顔全体と髪の生え際ギリギリ、アゴの裏です。眉の下は眼球に近いため照射しません。もみあげの形、額はどこまで残すか、眉上は何ミリ残すかなど聞かれるので、こうしたいというのがあれば伝えましょう。

顔は目の上に保護するものが乗せられますが、かなり眩しいです。眩しさにびっくりして「ビクッ」となります。毛の焼ける匂いもします。痛みはチクチクする感じです。

顔は毛が薄いため、5回では思うように脱毛しきれないということで10回にしました。照射期間は1ヶ月毎です。
実際に照射してみると、2回目以降からはほとんど目立たなくなり、5回目以降からは自己処理をしなくても済むようになりました。

一番効果があったのが鼻です。毛があった頃は毛の黒い色が毛穴の汚れに見えて気になっていたのですが、脱毛をしてから鼻の黒ずみが軽減しました。
それと、口周りの毛もなくなってスッキリしました。

5回でも結構効果があるので、5回で契約して気になるようであればあとからもう5回追加してもいいかもしれません。

上半身

うなじや背中、お腹って意外と毛深いので脱毛するとスッキリします。ただし、施術前に自己処理するのが大変です。剃毛代がかかる場合は手の届くところだけ自分で処理して、あとは剃毛代払ってでも剃毛してもらったほうが楽です。

毛深い場所ではありますが、毛自体は細いので、チクチクする程度の痛みです。

一番痛いのはおそらく脇でしょう。くらげは前述の通りエステの光脱毛で処理済みだったので、わずかに産毛や1〜2本処理しきれなかった毛が生えている程度だったので痛みはほとんど感じませんでしたが、今まで剃っていた方はたぶん相当痛いはずです。
自分でワックス脱毛をしていた方は、レーザー脱毛を始めるしばらく前から自己処理での脱毛はできなくなります。シェーバーなどで剃るようにしましょう。

腕は全員脱毛だと腕全体が含まれますが、パーツだとヒジ上、ヒジ下と分かれることが多いです。ヒジ下は指の脱毛も含まれます。
パーツで選択してもできれば腕全体を脱毛することをおすすめします。半袖になる時期に処理になくていいというのは本当に楽ちんです。

ただ、5回の照射だと薄い産毛のようなものが1〜2本残ります。ただ、よーく目を凝らさないとわからない程度です。

お尻

お尻はパーツ脱毛で行っているところもありますが、全身脱毛に含まれることが多いです。お尻って意外と毛が生えています。特に背骨の下辺りは上半身パーツに含まれていないので、ここが毛深い方は脱毛したほうがいいでしょう。

VIO

恥ずかしくてやりたいけど迷っているという方も多いと思います。ですが、恥ずかしがる必要はありません。施術中は紙パンツに履き替えて、施術する場所だけ露出して極めて事務的に施術は行われます。
痛みは相当なので、覚悟が必要です。痛さのあまり身体が跳ね上がります。

さらに大変なのが自己処理です。自己処理には顔用シェーバーを使います。クリニックでおすすめされたのがパナソニックのフェリエです。
下に新聞紙を敷いて、鏡を見ながら剃っていくのですが、これがかなり態勢が辛くて苦労します。傍から見るとかなり間抜けな格好です。決して家族にも見られない状態で処理をしましょう。

クリニックでは施術前に再度剃毛を行いますが、その際、持参のシェーバーを使用します。なので、当日忘れないようにしましょう。忘れるとキャンセル料かクリニックで販売しているシェーバーを購入することになります。

自己処理は大変だし施術は激痛でやっているときはやめればよかったと後悔しますが、大変さと痛みと引き換えにやってよかったと思えるほどスッキリします。毛がないことがこんなに楽なのかと感じます。

VIOのV部分はツルツルにするのか、残すのかは予め決めておきましょう。5回照射したあとにやっぱり残しておけばよかったと思っても手遅れです。
くらげの場合は3回照射して2回は照射しないでおきました。3回照射だとある程度は残ります。薄い産毛程度にしたい場合は4回でも大丈夫かもしれません。

全体的に徹底的に残したくない場合は5回だと足りません。ハイジーナを目指す場合は10回照射をオススメします。。

足もパーツ単体ではヒザ上・ヒザ・ヒザ下と別れます。ヒザ下は足の指の脱毛も含まれます。パーツで脱毛するなら絶対足全体にしたほうがいいです。スカートや短パンを履くときに処理しなくてもすぐに履けるというのは本当に楽です。
5回でもほぼツルツルになりますが、わずかに産毛が残ることもあります。気になるほど残った場合は追加の照射をおすすめします。

足の脱毛で一番大変だったのがヒザです。意外と皮膚が固くて毛が太く、骨にも近いので仰け反るほどの激痛でした。
くらげの場合は、お風呂で身体を洗うときに椅子を使わずヒザを付いていたことが原因で毛が太くなり、保湿をしていなかったことが原因でヒザの皮膚が固くなっていたため強い痛みを感じてしまっていました。

膝を付くと気付かないうちにダメージが出てしまいます。それからはなるべく保湿をして膝を付かないようにしていたらだいぶ皮膚が柔らかくなりました。

ただ、それでも太くなった毛はなかなか細くならず、5回では処理しきれないほどたくましい毛根になってしまっていたので、あとから5回追加しました。7回目くらいまではそれでもまだ痛みがあり太い毛が出てきていましたが、ようやく8回目で毛根が沈黙しました。

締めくくり

検索すると、上位にうじゃうじゃ湧き出てくる「いかがでしたか?」ブログを蹴散らすべく経験者が本気で医療脱毛の体験レポートを書いてみましたが、いかがでしたか?

全身脱毛をやってみてよかったなと思うのは、ムダ毛を処理する時間がいらなくなったこと。出かける前にムダ毛を処理していないことに気付いて慌てて処理することがなくなったこと。いつもツルツルでいられるというのは本当に楽ちんです。

ただ、ムダ毛がなくなった分、肌が乾燥しやすくなるので、引き続き保湿のために朝晩2回はボディクリームを塗ることをオススメします。

なお、今回の記事では料金や脱毛プランについてはクリニックによって変わるので詳しく書いていません。通院するにあたり、自分に合ったプラン、クリニックの雰囲気やスタッフの対応などの相性があります。長くて2年は付き合いますので、もし体験できるところがあれば体験してからの契約をおすすめします。また、キャンペーンなどで割引しているところもあるので、うまく利用しましょう。

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