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スーパーカブC125で行く、春の城ヶ島ツーリング

スーパーカブC125に乗って、三浦半島の最南端にある、城ヶ島に行ってきました。

城ヶ島は周囲長約4 km、面積0.99 km2の島で、東西に細長い菱形の地形をしています。島と本州を結んでいる城ヶ島大橋を渡って島に入ることができます。
島の東西端部に岩礁地帯が広がっていて、所々に砂浜があるので、磯遊びや海水浴を楽しむことができるため、シーズン中は家族連れで賑わいます。

今回はまだシーズン前の春の時期に訪れて、ゆっくり城ヶ島観光を楽しむことにしました。

海岸線を歩く

城ヶ島大橋を渡り、道なりに進んでいくと突き当りに観光客向けの有料駐車場があります。バイクは堤防近くの空いているところに停められるスペースがあります。
くらげが到着したのは、ちょうどお昼前の時間。連休の合間とあって、数台のバイクが停まっています。無意識にクロスカブの隣に駐車。

駐車場から、お土産屋さんのある路地を抜けて海岸を目指すと、西側にある長津呂の磯に出ることができます。

餌が豊富にあるせいか、毛並みのいい猫たちが日向ぼっこをしています。人馴れをしていて、逃げる様子もありません。

上空にはトンビの群れ。うっかりしていると食べ物を狙われるので、要注意です。

実は今日は、この磯でお昼ご飯を作って食べる予定でした。お米とクッカー、バーナーと醤油を用意してきていて、城ヶ島に来る前に三崎の市場で真鯛の刺身を手に入れて海鮮丼を作る予定でした。
しかし、あまりに風が強いので断念。どうやら春先の海は荒れやすいみたいです。

東側に歩いていくと、砂浜が現れます。小さな貝がいっぱい落ちています。

ところてんの材料になる天草も落ちています。

南岸まで来ると、馬の背洞門という波や雨風の浸食によってできた海蝕洞穴が現れます。春休み期間中だったので、学生らしき観光客が思い思いに写真を撮っていました。
昔は洞穴の部分を船で通ることができたそうですが、関東大震災の時に地面が隆起し、今の姿になりました。岩盤がもろく崩れやすいので、中を通ったり上に登ることはできません。

馬の背洞門の横には岸壁に登る階段があり、ハイキングコースに出ることができます。このハイキングコースを通って、今度は東側にある城ケ島公園を目指します。

途中には、ウミウ、ヒメウ、クロサギの繁殖地を見ることができる展望台があります。この辺りの海岸は断崖絶壁になっていて人を寄せ付けないため、毎年10月下旬からウミウやヒメウが飛来し翌年の4月まで生息しています。

城ケ島公園を歩く

15分歩いて、城ヶ島公園に到着。

公園内を突き進んでいくと、広場に出ました。ここから、三浦半島を眺めることができます。風車は風力発電所の風車です。

公園の真ん中に立っているのは、安房埼(あわさき)灯台です。もともとは東端の岩場に設置されていましたが、老朽化により2020年に現在の位置に場所を移して建て替えられました。このデザインは公募で決定し、三浦大根をイメージしているのだとか。

向こう側には房総半島が見えています。こう見ると意外に近いと感じますね。

ここから降りて東側の磯にも出られますが、風が冷たくて断念。今度はハイキングコースから西側に戻ります。

ハイキングコースから西側に戻るよ

ハイキングコースから、さっきまで歩いていた馬の背洞門を眺めます。

すでに時間は夕方を回り、観光客はほぼいなくなっていました。

長津呂の磯まで戻ってきました。ここにも猫様がいらっしゃいます。

こちらは、相模湾を一望できる位置に建っていた旧城ヶ島京急ホテルです。老朽化に伴う閉鎖のあと、高級温泉旅館に建て替えられる予定です。

最後に、城ヶ島灯台に立ち寄ります。この城ヶ島灯台はフランス人技師に設計によって建てられ、日本で5番目に点灯した西洋式灯台です。1923年の関東大震災で倒壊し、1925年に再建されました。

壁面にはラッピングが施され、映えるスポットになっています。マグロを咥える猫様。

締めくくり

城ヶ島は意外と歩きがいがあって1日楽しめる場所です。訪れたのは3月下旬だったのですが、思った以上に風が強くて冷たかったので、身体が冷えてしまいました。
春に訪れるときは、しっかり防寒対策しておくことをおすすめします。

連休中の国道134号線の渋滞はエグいです。由比ヶ浜から江ノ島まで抜けるのに、約2時間かかりました。シーズン中の土日祝日、連休の間の期間は国道134号線の回避をおすすめします。

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